革製品を選ぶとき間違えないために、最低限知っておきたい革の知識

私たちがいつも革(レザー)と呼んでいるものは、食肉用に使われた動物の「皮」が”なめし”という方法により「革」に変わり再利用されたものです。 革を作るために殺される動物は無く、食肉用の副産物なのです。それは自然界によりいただくもので、ひとつとして同じものは無く、傷跡の無い綺麗な皮がある一方、 虫喰いの跡や傷の多い皮、しわの名残の深い皮など様々で個体差があります。 つまり傷が無いから良い革で、傷が多いから悪い革だとは言えません。そして、なめし方法の違いで様々な特徴の「革」に生まれ変わります。

「なめし」とは…?

動物の皮は柔軟性に富み非常に丈夫ですが、そのまま使用するとすぐに腐敗したり乾燥し、板のように硬くなり柔軟性がなくなります。 その為、樹木のエキスや薬品によって腐敗や硬くなるのを防ぐ必要があります。その方法を「なめし」と言います。 なめしていない状態を「皮」、なめしたものを「革」と呼び、区別しています。

なめし方法は大きく分けて3つあります

  • 植物タンニンなめし

    樹木から採取した植物タンニンエキスを使って、ゆっくり時間をかけてなめす方法。 環境に優しい素材でかすかに良い香りがします。

  • クロームなめし

    化学薬品を使って短時間でなめす方法。比較的安価で幅広く利用されています。

  • コンビなめし

    タンニンと化学薬品の両方を使ってなめす方法。

革への想い

IVY PRODUCTSでは「もっとも自然に近く、人間にも環境にも優しいものを作りたい」、そして「自分で最良だと思うものをあなたに届けたい」。 そんな思いから、すべて植物タンニンなめしの革を選んでいます。

最高の素材、世界最高の植物タンニンなめし革

なめし革の生産ではイタリアが世界一。現在1300社以上のタンナー(なめし工場)が存在しています。 その中でも1994年にトスカーナ州のごく少数のタンナーの意志で発足された「イタリア植物タンニンなめし革協会」という団体があります。 現在、この協会に参加を許されているのは23社。協会所属タンナーは、何世紀にも亘る経験と知識を引き継ぎ、丁寧に、そして情熱を持って自然を尊重しながらゆっくりとした作業工程により、それぞれの特徴である個性的な革を世に送り出しています。

IVY PRODUCTSでは、この協会所属タンナー数社が作り出した革を多くの商品に使用していますので、間違いなく世界で最も個性的で、高品質なレザーを体感することができます。

人生をもっとおもしろく、古くなってもダメにならない革

タンニンなめし革は、使い方によって、個性的な変化があります。タンニンの色合いは、時と共に暖かみを与え、私たちの皮膚と同じように独特で、同じものは二つとない経年変化をもたらすのです。 単に使用するというより、むしろ育てるという感覚です。
植物タンニンレザーを使い育てるということは、あなたの人生をもっとおもしろく、とても価値ある経験になることをお約束します。あなただけの素敵な革を育ててみてください。